福豆で邪気を追い払う「節分祭」が2月3日、本村神明社=本村町=で実施された=写真。当日は、今年厄年を迎える男女らが豆をまく「役方」に。役方は3、4人ずつ同神社の敷地内にある神楽殿の壇上に上がり、豆や菓子などを、訪れた人々に向かって勢いよく投げていた。
参拝者は少しでも多くの福を呼び込もうと、紙袋やビニール袋を頭上に掲げ、「こっちにも投げて」などと役方に呼びかけていた。また鬼のお面をかぶった元気な子どもの姿なども多く見られた。豆まきが終わった後は、「たくさん取れた」、「あまり取れなかった」などの感想が各所で聞かれた。
キャンドルナイトも
今年の節分祭では、神社境内でキャンドルナイトイベント「ASAHI eco candle Night in 本村神明社」が同時開催された。使用されたキャンドルは、飲食店から出た食用廃油を再利用したもの。
キャンドルの周りは上の原保育園・幼稚園、横浜昭和幼稚園の園児らが描いた絵で覆われ、境内は幻想的な光で包まれた。
横浜を拠点にキャンドルイベントを数多く手がける「油人」(ABURABITO)の今城竜也さんが中心となり開催された。後援は旭料飲喫茶事業組合。
キャンドルナイトを取り仕切った今城さんは「今までいろんなところでイベントを行ってきたが、一度、神社でやってみたかった。今回それが実現してうれしいです」と笑顔で語った。
同神社で宮司を務める伊佐地誠嗣さんは「今年は例年に比べ人が多かったです。キャンドルナイトも実施できてよかったと思う」と節分祭を振り返った。また、行事が滞りなく終わったことについて「これで鬼が去って福が来ていただけるのでは」と話した。
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