若葉台小・中学校 創立10年祝い「未来宣言」 各学校で記念式典
「若葉台小学校・中学校創立10周年記念式典」が11月3日、同小中各学校で行われた。式典では、各学校の児童、生徒らがそれぞれ今後の若葉台への思いを込めた「若葉台未来宣言」を発表した。
式典は各校で児童、生徒らが参加した会が行われた後、若葉台小で関係者や住民が出席する会が開かれた。
若葉台中では、同校の10年間を振り返る映像や、生徒会役員の生徒が校歌の作詞者、作曲者にインタビューを行った様子が会場のスクリーンに映された。また、若葉台連合自治会の山岸弘樹会長が「若葉台の歴史と未来」というテーマで講演。団地の歴史や、地域活性化のために諸団体が取り組んでいることなどを生徒らに紹介し「これから皆さんに若葉台をもっと好きになってほしい。そして地域の取り組みに参加してほしい」と話した。式の最後には生徒会役員が「無限実行」というスローガンを掲げ「何事にも無限に挑戦していく」と意気込み、「未来宣言」として「礼儀をしっかりわきまえて、どこへ行っても恥ずかしくない若中生」になれるよう努力していくと誓った。
両校ができる以前は、3校の小学校と2校の中学校があった同地区。子どもの人数減少により2007年、各校が統合され現在の形になった。両校では創立時より「横浜型小中一貫教育」を実施。各校の職員が連携して、義務教育の9年間を通して連続性のある教育を行っている。
学校創立10年を迎え、同小の続橋正寿校長は「皆さんに助けられてここまで来られた。地域のサポートも充実しており、小中一貫教育の連携もしやすい」と地域へ感謝の言葉を述べた。同中の中村雅一校長は今後について「地域の課題を学校や生徒らが意識して、地域に貢献できる人材を送り出していきたい。それが地域への恩返しであり、地域で育てるということなのかなと思います」と話した。
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