旭区は、区内で飲食店を営む料理人らが講師を務める「アジア各国料理体験教室」を1月10日(火)から3月16日(木)の期間に開催する。同事業は食を通じてアジア文化に触れることが目的で、今年横浜市で開かれる「第50回アジア開発銀行(ADB)年次総会」の連携事業の一環として行われる。
アジア・太平洋諸国の各国財務大臣や中央銀行の総裁らが参加する同会議。今年の会場がパシフィコ横浜とその周辺ホテルであることから、市内18区では「横浜がアジアの風に包まれる!18区de ASIA!」と題し、さまざまな連携事業が実施されている。同事業は、音楽や踊り、食などを通してアジア諸国の文化理解を深めることが目的。旭区では「食で感じるアジアの文化」をテーマに、区内7カ所の地区センターなどでアジアの伝統料理の体験教室を開催する。同事業では、区内に飲食店を構える各料理のプロらが講師となり「インド人が家庭で作る味を教えます」「地元人気店のシェフから韓国の家庭料理を学びましょう」などといったバリエーション豊かなアジア各国の伝統料理の講座を開く(有料)。
市内で行われている連携事業企画の中で、開催数、開催期間ともに旭区が最も大きなものとなっている今回の事業。区役所地域振興課の春原隆之課長は「横浜でアジア開発銀行年次総会が開かれるのをきっかけに、食を通してアジアの歴史や文化を学んでもらえれば」と同事業をアピール。さらに、「今回は区民の皆さんの住まいの近くでお店を開いている人たちに講師となっていただきます。教室を機会に、今後お店にも足を運んでもらえれば」と期待を込めた。また、韓国料理であるキムチチゲやチヂミの教室の講師を務めるキムチの由季家(ゆうきや)(上白根)の大原孝子店長は「お伝えできることを皆さんと共有したい。作って、食べて、学びの機会になれば」と話した。
各体験教室の内容については右記の表を参照(申し込み状況は、昨年12月21日時点)。申し込みについては、昨年から受付を始めているものがあり、現在はすでに定員に達している可能性がある教室もある。詳しい情報や教室の内容は、各地区センターへ問い合わせを。
(問)▽白根地区センター【電話】953・4428▽市沢地区センター【電話】371・6662▽今宿地区センター【電話】392・1500▽希望が丘地区センター【電話】361・0424▽都岡地区センター【電話】953・7211▽若葉台地区センター【電話】921・2213▽上白根コミュニティハウス【電話】954・1691
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