商店主が講師となり、専門知識やプロならではのコツを無料の講座形式で行う「まちゼミ」。各店が充実した講座を行うことで参加者に満足をしてもらい、商店を身近に感じてもらうことで各店のファン獲得や顧客の拡大につなげる取り組み。２００３年に愛知県岡崎市で始まった商店街活性化事業で、現在では全国約２４０地域で開催されている。
旭区内では昨春、横浜商工会議所から提案があり開催に向けて動き始めた。これまで、８月と10月に研修会を実施。鶴ヶ峰地区（二俣川・都岡含む）と希望が丘地区での開催が決まり、１月24日、旭公会堂で最終の研修会が行われた＝写真。当日は参加店の店主ら約30人が出席。岡崎まちゼミの会の松井洋一郎代表が講師となり、参加者らはゼミ開催に向けた運営方法などについて学んだ。まちゼミの開催は、希望が丘地区が３月13日から４月15日、鶴ヶ峰地区では４月１日から30日に予定されている。今後、講座紹介チラシの配布や講座の申し込みなどが始まる。
鶴ヶ峰商店街協同組合の近藤二義理事長は「まちゼミを通してコミュニケーションをはかり、商店街を盛り上げていきたい」と話した。また、希望が丘地区のまちゼミ実行委員長を務める金井恒二さんは「希望が丘に住んでみたい、住んでいてよかったと思われるようなコンテンツにしていきたい」と思いを語った。
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