さちが丘小学校(中澤道則校長)で11月28日、パラリンピックスポーツを題材に、障害のある講師から実際の生活について学ぶ「あすチャレ!ジュニアアカデミー」が実施された。日本財団パラリンピックサポートセンターによるもので、障害の有無を越えて他者の違いを受け入れ、思いやりや支え合いを学ぶ取り組み。6年生約130人
に行われた。
当日は生まれながら全盲の障害がある、ブラインドサッカーチーム「兵庫サムライスターズ」でキャプテンを務める原口淳さんが講演。原口さんは日常生活について紹介し、一人で新幹線に乗って来たことを話すと児童からは驚きの声が上がっていた。歩行時に使う白杖や誘導ブロックについても説明し、実際に児童たちが誘導方法も体験していた。グループに分かれ、目をつぶるジャンケンや声を出さない伝言ゲームも体験。原口さんは「上手くいかなくても諦めないで、どうしたら出来るか工夫することが大切。相手のことを考えトライしよう」と呼びかけた。
児童から「目が不自由な人を見かけたらどうしたら良いか」という原口さんへの質問に対しては「『何か困っていたら手伝いますよ』と声をかけてあげて」と原口さん。「障害のある人がすべて大変なわけではない。学んだことを生かしオリパラを盛り上げよう」と話していた。
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