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旭区版 公開:2022年2月10日 エリアトップへ

感震ブレーカー 普及進まず 導入3割、市アンケート

社会

公開:2022年2月10日

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ブレーカーへの設置イメージ
ブレーカーへの設置イメージ

 地震による電気火災を防ぐ効果が高いとされる「感震ブレーカー」について、市民の設置率は3割にとどまることが市のアンケート調査で分かった。市では購入費用の補助などを行っているが、市民への普及は思うように進んでいない。

 アンケートは、市民の防災・減災意識などを把握するため2015年度から3年に1度実施している。今回は昨年6月から7月にかけて1万人に調査票を送付。地震、風水害、災害への備えや避難、災害情報など6項目について51の設問形式で聞き、3553人(35・5%)から回答を得た。

 感震ブレーカーに関する設問では、地震時に自宅を離れる際はブレーカーを落とすことが有効だと知っている人は74・1%に上ったものの、感震ブレーカーの存在を知っている人は35・8%、うち実際に設置している人は33・8%で、知らないという人を含む回答者全体では12・1%にとどまった。

購入補助11区で

 東日本大震災で発生した火災の6割以上は電気に起因したものといわれ、市では2013年度に全国初となる設置費用の補助を始めた。昨年からは補助エリアを11区の対象地区に拡大。対象外の区でも独自の補助を行っている場合がある。

 補助金を利用できるのは「簡易タイプ」と呼ばれる器具で、震度5強相当以上の揺れでおもり玉が落下してブレーカーを落とすものなど。対象地区や申し込み方法はホームページで確認できる。

 問い合わせは地域防災課【電話】045・671・3456。

市ホームページ二次元コード
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