市議選旭区 定数6に8人出馬へ 新人加わり激戦か 投開票は4月10日
4月1日(金)告示、10日(日)投開票の横浜市議選に向け、旭区の候補予定者らの顔ぶれがほぼ出揃った。2月28日現在、定数6に対して現職、新人合わせて8人が名乗りを上げており、新たな激戦が予想される。
今回は現職6人に加え、新人2人が立候補を予定している。
現職組は前回2007年、トップ当選を果たした自民党の古川直季氏(42歳・4期)と公明党の和田卓生氏(57歳・5期)、民主党の小粥康弘氏(43歳・2期)、自民党の佐藤茂氏(56歳・5期)、民主党の五十嵐節馬氏(44歳・1期)、共産党の河治民夫氏(59歳・2期)。
新人ではみんなの党から大岩真善和氏(40歳)、民主党(当時)元衆議院議員の土田龍司氏(58歳)が地域政党「ヨコハマ維新の会」を結成し、出馬を表明している。
現職6人に挑む新人2人
今回の市議選では新たな勢力図が展開されそうだ。2回連続トップ当選の古川氏と06年の補欠選挙当選後、約1万4000票で3番目の得票数だった小粥氏に、5期目のベテランである和田氏と佐藤氏を加えた混戦が予想される。
さらに前回9000票台で接戦を制した五十嵐氏と河治氏が再選を目指す。みんなの党・大岩氏、93年の衆院選・旧神奈川4区で当選経験のある土田氏の新人2人が現職に挑む形だ。
前回新人が出馬したネットワーク横浜と社民党は現在、候補者を立てていない。前回約200票の僅差で落選した自民党元職の梶村充氏(62歳)は、昨年7月に行われた泉区の補欠選挙に出馬したが落選。今回の市議選で再び、泉区からの出馬を予定している。
前回投票率「50%」上回るか
前回市議選における旭区の投票者数は10万2790人、投票率は50・43%(男性49・68%、女性51・16%)。市平均48・2%に対し、市内7番目の投票率だった。
昨年12月2日時点の区内の有権者数は、20万7767人(男性10万2002人、女性10万5765人)となっている。
前回から情勢が変化する今回の市議選。ベテラン議員らによる票固めが予想される中、現職に新たな政党からの新人2人がどう食い込むか。浮動票の確保を一つのポイントにして、6議席をめぐる激戦に注目が集まる。
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