横浜市の幼・保・小(=幼稚園・保育園・小学校)連携推進地区事業として、市沢地区では今年度から2カ年計画で3園、1校による交流活動を進めている。小学校での体験交流を通じて園児の不安を軽減し、スムーズな進学につなげようというのがねらいだ。
市沢地区では市立市沢小学校(小松眞校長)と上の原幼稚園、上の原保育園、市立西川島保育園が交流を進めている。今年度は児童による園児へのソーラン節指導、歌や演奏を交えたジョイントコンサートの開催など、多分野で課外活動に取り組んできた。
2月22日には市沢小の1年生約70人と、3園の園児の総勢約140人が12グループに分かれ、紙やテープを使ったドラゴンの共同制作に挑戦。植草学園大学の森高光広准教授をはじめ教員志望の学生、各園の職員らの指導のもと、グループごとに約30分で作品を完成させた。
指導した高山桃子さん(同大学2年)は「(紙を)丸めることを『肉団子にして』という表現で子どもたちに伝えていたのを聞いて、なるほどと思った。今後の指導に生かしたい」と手応えを感じた様子。小松校長は「ものづくりの喜びや苦労を共有することが大切。今後も各園とつながりのあるカリキュラムを目指す」と展望を語った。
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