旭区で窃盗犯増加 車部品ねらいなど大幅増
旭警察署管内で今年に入り、刑法犯の認知件数が前年同期と比べて増加している。旭署によると、3月末時点で28件増の461件。うち、窃盗犯は46件増の374件だった。
中でも、乗り物盗は全体的に増加。自動車盗は4件増の17件、オートバイ盗が15件増の47件、自転車盗が9件増の78件だった。自転車盗は神奈川県下でも増加傾向で、所有者が鍵をかけておらず被害に遭うケースもあるという。
窃盗手口別では、自動車のタイヤやナンバープレートなどを狙った部品ねらいが、大幅に増加。20件増の43件に上った。
3月下旬には、さちが丘、西川島町、二俣川、万騎が原、中沢で自動販売機ねらいが急増。ドアをこじ開けて金銭を盗むもので、6件増の8件だった。旭署では被害地域が集中していることから、「同一犯の可能性もあるのでは」と見ている。
そのほか主だったものとして、ひったくりが11件増の25件、閉店中の店舗などに侵入する出店荒らしが5件増の9件だった。
義援金狙った新たな詐欺も
息子や孫などを装った、振り込め(オレオレ)詐欺も、昨年と同じペースで増加。3月末時点では7件発生しているという。旭署管内では発生していないが、県下では東日本大震災の義援金を狙った新たな手口の詐欺も。旭署では強く注意を呼びかけている。
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