消防団の仕事を知ってもらおうと、旭消防団第一分団部長の二宮健司さん(善部町)が6月20日、中尾小学校4年生に授業を行った。区内の小学校で消防団員が授業をするのは初。
同小4年生は社会科の授業の一つで、5月から火災をテーマに学習している。これまで今宿出張所を見学したり、地域の消火器や消火栓などの防災設備がある場所について調査してきた。
二宮さんは消団員として40年活動してきたが、「全然飽きないよ」ときっぱり。それは地域が大好きで、ふるさとを守りたいという思いがあるからだと児童らに語りかけた。
質問コーナーになると、児童らは次々に手を挙げ、「辛くて辞めたくなったことは」「活動中に眠くなったりしないか」など疑問を投げかけた。なぜ消防団員が減少しているのかという質問に対しては、「だんだん減っているけど、東日本大震災を機に入団してくれた人もいた。これからもっと増えてほしい」と話した。
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