神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2011年8月25日号 エリアトップへ

「被災地支援 忘れないで」 釜石市出身・六串さんに聞く

社会

掲載号:2011年8月25日号

  • LINE
  • hatena
10月も帰郷する予定の六串さん
10月も帰郷する予定の六串さん

 「被災地の復興には相当な時間がかかる。報道が少なくなっても、被災地のことを忘れないでほしい」― 白根に建設業・総合リフォーム会社「アドバンス」を構える六串(むくし)勇治さんの故郷は、津波の被害を受けた岩手県釜石市。今年のお盆は迷わず実家に帰省した。 震災発生後に帰郷したのは4月に続き、今回で2回目だ。

 六串さんの実家は駒木町。津波に襲われたエリアとの境界線にあり、幸いにも家族、家に被害はなかった。それでも、見慣れた街並みは一掃された。故郷に到着して、一番に向かったのは釜石湾。前回訪れた時にできなかった、津波の被害者に線香を供えるためだ。更地となった街中には、お盆の時期のせいか、献花があちこちに供えられていた。「この風景が一番辛かった…」。言葉が詰まる。

 趣味でエレキバンドを組んでいる六串さん。毎年5月に「エレキフェスティバル」と題したコンサートをサンハートで開催しているが、今年は中止も考えた。だが、仲間と相談し、チャリティーコンサートとして開催。当日は約250人が参加、20万7365円が集まった。この公演は今後も続ける予定だという。

 「被災地は、先が見えない不安と、それでもやっていかなければならない現実との間に挟まれている。自分が行って何ができるという訳ではないが、今後も生まれ育った街の行方を見守りたい」
 

更地と化した釜石市(六串さん撮影)
更地と化した釜石市(六串さん撮影)

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

空手組手で日本一

金子右京さん(本宿町)

空手組手で日本一

小さい頃からの目標達成

5月2日

5月からシニア大学

5月からシニア大学

旭区老連の自主講座も

5月2日

チュニジアの児童と交流

本宿中学校

チュニジアの児童と交流

壁画作成 大使館で披露

5月2日

子育て手続スマホから

子育て手続スマホから

市、6月末にアプリ

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

旭区・瀬谷区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook