2007年に閉校した旧若葉台東小学校跡地に13年、緑区にある新治特別支援学校が移転、開校する。
新治特別支援学校は、1984年に開校。新治小学校に併設されており、横浜市北部を中心に小学校から高校までの肢体障害児が通学している。開校当時は児童数が約20人だったが、現在は60人と開校当時の3倍に。車椅子の児童が多いため、児童増加に伴い1人あたりのスペースの狭さや、教室不足などの影響が出ている。そのため現在の環境を改善し、児童増加に対応するため移転が決まった。
市によると、旧東小が移転先に選ばれたのは、支援学校の現在の場所から近かったこと、スクールバスが出入りできる環境が整っていたためだという。
移転後の受け入れ人数は80人。普通教室は倍の12に、特別教室も1から4に増える。知的障害高等部も新設され、受入人数は90人。企業就労や社会参加を目指す教育課程が組み込まれ、来年12月に入学希望者の選抜が行われる。
今後は、来年1月から改修工事を開始。エレベーターや2階からでも車椅子で避難できるようにスロープの取り付け、空調設備などの設置が行われる。竣工は12月で、13年1月には移転する予定だ。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>