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旭区版 掲載号:2011年11月3日号 エリアトップへ

旭区役所 食中毒、再発防止を 保存や調理に注意

社会

掲載号:2011年11月3日号

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 10月9日に旭区内で開催された自治会運動会で食中毒が発生。旭区役所では注意を呼びかけている。

 これは、二俣川の弁当チェーン店「本家かまどや二俣川北口店」が、希望が丘東地区連合自治会の運動会と別イベントのため提供した弁当から起こったもの。運動会で738食、別イベントでは38食が提供され、合計196人の患者から下痢や腹痛、吐き気などの症状が確認された。

 地区運動会に参加した15自治会中、7自治会が同所から弁当を購入。うち6自治会から患者が発生した。同日に店頭で注文を受けた約200食からは、患者は確認されていない。

 調査の結果、食中毒の病因はウエルシュ菌と黄色ブドウ球菌。発生要因は1日に約800食という調理能力を超えた受注と、調理後の食品が長時間常温保存されていたことだと考えられている。区役所では再発防止のため、食品の廃棄と店内の消毒を実施。従業員6人に対し、食品衛生に関する講座も行った。

 今回の発生を受け、区役所は、区内の弁当や総菜などの製造業者に緊急の知らせを配布。食材、完成品の冷蔵庫保存や調理者全員の健康管理、手洗いの徹底などを再度呼びかけている。さらに、今後臨時で店舗への立ち入り調査も検討しているという。

 旭福祉保健センター生活衛生課は、「お店の方はもちろんだが、自宅で調理する際も注意してほしい。加熱や保存方法、調理器具の殺菌などをきちんと行って食中毒を予防してほしい」と話している。
 

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