10月8日に開幕した日本プロバスケットボールリーグ・bjリーグの2011―2012シーズン。今季から新参入した神奈川初のプロチーム「横浜ビー・コルセアーズ」が4勝6敗で開幕10試合を終えた。
これまで昨季王者の浜松に1勝3敗、埼玉と千葉、新潟に1勝1敗。レジー・ゲーリーヘッドコーチ(監督)が掲げる方針「ディフェンスを中心に、賢いバスケを40分間やり通す」を胸に、巻き返しを図る。
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bjリーグは現在、19チーム、2カンファレンス(リーグ)制で、横浜はイースタン・カンファレンスで10チーム中8位の成績。上位進出に向けて、次回ホーム戦の11月22、23日を含めた11〜12月の戦い方がカギになりそうだ。
蒲谷主将、けが離脱
4試合を終えた10月半ば、主将の蒲谷正之選手(シューティングガード)が練習中に右太ももを傷めて戦線離脱。「想定外。出たい気持ちは強い」という一方、「けがの間で学べることは多い。コートに立っていると熱くなってしまうが、ベンチから第三者の目で試合を見ていると、流れがつかめてくる」と前を向く。
蒲谷選手が思い描くプレーは「ただシュートを決めればいいというだけでなく、子どもから大人まで誰が観てもお手本になるバスケ」。細かいプレーにも手を抜かず、攻撃面の凡ミスを減らして勝ちパターンがつくれるよう精度を高めていく。
流れつくる山田選手
出場時間がチーム最多の357分という、リーグ内でも5位(11月13日時点)の山田謙治選手(ガード)。チームでけが人が続く中、「いろいろなポジションを試している」とゲーリー監督からの信頼も厚い。
「勝てる接戦を落としている。24秒オーバータイムなど、攻撃で消極的になった結果のミスが多い」と振り返り、「引き離せるときにゴール下でボールが取れない。逆に追いかけているとき、決められるシュートが入らない。相手にやらせたいことを自分たちがやってしまっている」と分析。「負けたものは取り返せない。あと42試合、最後まであきらめずにプレーするのみ」。来週22、23日のホーム、長野戦の2連勝を誓う。
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