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旭区版 掲載号:2012年4月26日号 エリアトップへ

キボフェス 雨乗り越え ビーコル・山田選手も登場

社会

掲載号:2012年4月26日号

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南部市場ブースでは東北支援として、宮城県産の焼きサンマ500匹を無料配布
南部市場ブースでは東北支援として、宮城県産の焼きサンマ500匹を無料配布

 希望が丘商店会(田崎武則会長)による春恒例のフェスティバル、通称「キボフェス」が4月22日、商店街内で開催された。

 6回目の今年は、60以上の各種ブースが出店。軽食や飲料、ゲームなどの露店、抽選会場には行列ができ、歩行者天国の中通りは通行者で埋め尽くされた。

 メーンステージでは希望ヶ丘高校や南希望が丘中学校、横浜隼人中学・高校のほか、地元グループが演奏、パフォーマンスなどを披露。

夕方には中希望が丘在住のプロバスケットボール選手・山田謙治さん(28=横浜ビー・コルセアーズ)のトークイベントが催された。

 チームはbjリーグ加入初年度で、プレイオフ進出とリーグ東2位が確定。朗報を引っさげての「凱旋」に。雨に見舞われる中、山田選手を一目見ようと多くの観客が集まった。

 山田選手は「好きなことを仕事にできたのは誇り。周りの人に支えられたから今があると思う」とあいさつ。質問コーナーでは「どうやったらうまくなるか」「プロになって辛かったことは」などの問いに、一つひとつ答えていった。中には「初恋はしたか」という質問も飛び出し、笑いを誘った。

 山田選手の出身チーム、東希望が丘ミニバスのメンバー25人も訪れ、子どもたちは「かっこよかった」「山田選手みたいになりたい」と興奮気味。終了後、選手の周りにはサインを求める人だかりができた。男子主将の内田悠斗君(6年)は、「山田選手はゲーム中の視野が広いのがすごい。県大会をめざして僕たちも頑張る」と目を輝かせていた。

 実行委員長の田邊典明さん(59)は「催しの企画から準備、進行まで全体的にいい出来だった。雨もあったが、多くの方に来ていただいたことに感謝したい」と当日を振り返った。
 

山田選手にサインを求める子どもたち
山田選手にサインを求める子どもたち

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