(社)横浜市薬剤師会(向井秀人会長)と横浜薬科大学は9月9日、西区のクイーンズスクエア横浜で薬物乱用防止啓発イベントを開催した。
これは、7月1日から9月30日まで今回初めて実施している薬物乱用防止キャンペーンの一環。若者の大麻や脱法ハーブなど薬物乱用が社会問題となる中、薬の専門家である薬剤師が薬物に対する正しい知識や判断力を持つ大切さを、発信しようと企画したものだ。
当日は各種展示に加え、同大の学生による薬物乱用防止教室や麻薬探知犬の実演が行われたほか、啓発キャンペーンソング「心のカ・タ・チ」を歌う家入レオさんのライブも。家入さんは「苦しい、辛いことがあって、その道に行ってしまいそうなら、私の歌でとどまってほしい」と訴えた。
向井会長(ふたば薬局代表=旭区柏町)は「市内でも脱法ハーブで2人死亡しているなど、薬物乱用は身近な問題になっている。1回でも抜け出せないのが薬物。少しでもこのキャンペーンで来場者はもちろん、その友達や家族も薬物に手を出さないようになってくれれば」とし、今後も継続して薬物乱用防止を訴えていくと話していた。
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