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高校軟式野球 隼人 県Vで関東へ

スポーツ

掲載号:2012年10月25日号

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7月末に始動した県制覇メンバー=16日、同校
7月末に始動した県制覇メンバー=16日、同校

 高校軟式野球の県秋季大会(県高野連主催)で優勝した横浜隼人高校=瀬谷区=は、あす26日から東京・江戸川区で行われる関東大会に出場する。

 県夏季大会はBブロック決勝で桐蔭に敗れ、準優勝だった横浜隼人。7月末に始動した新チームは、正捕手の小池雄己(ゆうき)主将(16)をはじめエース2枚看板の酒井友輔投手(17)、山崎修史(しゅうじ)投手(17)ら経験豊富な2年生バッテリーを中心に、攻守で安定感を見せる。

投手戦で延長2試合

 9月中旬に開幕し、20校が参加した県秋季大会。横浜隼人は慶應を5―2、横浜修悠館を3―2で下して10月6日の準決勝へ。横浜商に延長15回、0―0で引き分けたが、翌日の再試合は5―0で山崎君が完封勝利を収めた。決勝は10月10日に保土ケ谷・神奈川新聞スタジアムで行われ、横浜隼人は延長14回、2―0で横浜創学館を下し、3回目の頂点に立った。

 準決勝と決勝の3試合で、左腕酒井君は合計23回、右腕山崎君は15回を投げ抜いた。県大会で培った自信を胸に、「関東では1人1試合投げる気持ちで」と2投手。小池主将は「投手中心で1点を守り抜く」と気を引き締める。

 長尾暢仁監督(30)は同校硬式野球部のサポート4年を経て、6月に同部監督に就任。「目標は全国制覇、目的は人間づくり」をモットーに選手21人、マネジャー6人と向き合う。「何をやれば勝ちにつながるか。今、この場で一生懸命やろう」と号令をかけている。

選手支えるマネ6人

 「選手と同じ気持ちで」。チームの縁の下として、マネジャーに代々伝わる合言葉だ。

 「野球をやりやすい環境づくりが第一」と2年の今(こん)美月(みづき)さん(17)、山崎恵梨乃(えりの)さん(17)。互いに意見を求め合い、相談相手になることも。「同じ目線で、意識を高く持つようにしている」と声をそろえる。

 関東大会は10チームが参加。横浜隼人は26日、日大一との初戦に挑む。
 

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