自作の省エネ自動車(50cc)を走らせ、燃費の良さを競う「かながわエコカー競技大会」が8月24日、日産自動車追浜工場=横須賀市=で開催された。旭区の県立産業技術短期大学校=中尾=省エネ研究部からは、α、βの2チームが出場し、それぞれ2位、3位と好成績を収めた。
8回目の今年は中学生から社会人まで14団体22チームが出場。平均時速25Kmを維持しながら約1・6Kmのコースを10周走行して、燃料消費率が競われた。αチームのドライバー、宮崎翠さん(1年)は「無駄なく走るためエンジンを切るタイミングに気を使ったけど、練習通りにできた」と大会を振り返った。
同部は昨年も2チームが出場したが、1チームは車両トラブルによりリタイア。「今年は『壊れないマシン』を作ることが第一だった」と話す部長の野中克弥さん(2年)。故障を減らすため、部品の仕上げには特にこだわった。
顧問の工学博士、太田元一さんは「地味で細かい作業が多いが、日ごろのコツコツとした積み重ねが結果につながったと思う。学生たちにはこういった経験からモノづくりの楽しさを学んでもらいたい」と話していた。
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