横浜市薬剤師会などによる「薬物乱用防止キャンペーン」in横濱(同実行委員会主催)が、8月1日から9月8日に実施。取り組みの一つ、ポスターコンクールでは旭区から、市立万騎が原中学校の村木優里さん(2年)が横浜市会議長賞を受賞した。
キャンペーンは今年で2回目。ポスターコンクールには横浜市内の小中高生から約300点の作品が寄せられた。そのうち21作品が横浜市長賞や横浜教育長賞などに入賞し、78作品が佳作に選ばれた。
村木さんは同校の美術部に所属し、夏休み前に約3日間かけて制作。美術の授業で習ったばかりの技法「マーブリング」なども背景に取り入れて工夫したという。「人が薬物によって溶けてくる様子を、背景やシルエットで表現して怖さを伝えたかった。文字も明朝体のしっかりしたものを使うことで、不気味さを強調した」と作品について話す。
ポスターコンクールの審査委員で、同実行委員会の向井秀人委員長(市薬剤師会会長=旭区)は「ポスターを見た人はもちろん、子どもたちがポスターを作る過程で家族と話し合うなど薬物について考えてもらうことが大事。若者が薬物乱用に手を出さないよう、今後も啓発活動を続けていきたい」と話していた。
入賞作品は同キャンペーン公式HP(http://www.nodrugyokohama.jp)でも見ることができる。
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