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旭区版 掲載号:2013年11月21日号 エリアトップへ

秋の褒章受章者に聞く 地域と障害児 37年の歩み 【1】サークルそらまめ

社会

掲載号:2013年11月21日号

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 秋の褒章受章者が11月3日、内閣府より発表され、旭区からは緑綬褒章を在宅福祉団体の「サークルそらまめ」が、黄綬を遠藤秀正さん(65)=小高町=、藍綬を鈴木榮太郎さん(80)=万騎が原=が受章した。

◇   ◇

 地域の中で障害児と健常児の垣根を越えた交流支援を続けてきた「サークルそらまめ」(高橋きく江代表)。37年に及ぶ活動が評価され、社会奉仕活動に顕著な功績を挙げた人に贈られる緑綬褒章を受章した。

 同団体は1976年、ひかりが丘団地の住民により発足。障害児とその父母、ボランティアが一緒になって活動をスタートさせた。

 当時は「夏休みのプールには『うつるから』と一緒に入れなかった」というほど、障害児への偏見が強かったという。そうした中、「障害児の保育サークル」として機能訓練や海や川への遠足、健常児との遊びなどを通じ障害児の自立と地域親睦を図ってきた。

 現在も月に2回ほど、障害者地域活動ホームあさひ=白根=で習字をするなど、平日に施設へ通っている人の土日の受け入れ先となる活動を行っている。

 37年を振り返り、「障害者を取り巻く環境は大きく変化し、親にとっては楽になっている」とメンバーは話すが、長い歴史の中で、成人前に亡くなった会員も4人おり「悲しみを共有している」側面もあるという。

 高橋代表をはじめとするメンバーは「びっくりした。まさかそんな賞をもらえるとは思わなかった」と話すが、「長年続けている活動を認めてもらえたのが嬉しい。次は40年を目指していきたい」と喜びを語っていた。

―【2】に続く

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