神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2013年11月21日号 エリアトップへ

夢叶える力 起業家に学ぶ 齋藤さん 都岡中で講義

教育

掲載号:2013年11月21日号

  • LINE
  • hatena
生徒の質問に応じる齋藤さん(右)
生徒の質問に応じる齋藤さん(右)

 米国育ちの日本人企業家、齋藤ウィリアム浩幸さんによる「夢を実現する力」などをテーマにした講義が、市立都岡中学校(古川三千代校長・332人)=川井宿町=で11月13日に行われた。「全校理科授業」と銘打ち、生徒たちの言語活動や考える力を充実させようと同校で企画。公立校では珍しい試みで、新たな教育の場として期待が寄せられている。

 優れた理科教育に取り組む幼稚園や小中学校を支援しようと、「理科教育助成」プログラムを行う公益財団法人日産財団=西区。この助成校に昨年選定された同校の古川校長が今年7月、同財団理事でもある齋藤さんの講義を聴いたのがきっかけで、今回の全校授業が実現した。

 東京電力福島原発事故調査委員会で最高技術責任者を務め、投資家や企業のコンサルタントとして国内外で活躍する齋藤さんが、中学生を相手に講義したのは初めてという。「(生徒から)質問が出ればどんどん答えていきたい。自分にとってこれはチャレンジ」。この日は体験談を中心に、質疑応答も交えながら講義が進められた。

 1971年に生まれ、アメリカで育った齋藤さんは数学好きの少年だった。10歳のとき、学校教員の勧めで当時最先端だったパソコンを親に買ってもらうと、興味本位で解体して元通りに直したという経験を持つ。「親は激怒したけど、分解したことでパソコンがどういう構造なのか分かった」

 大学在学中にソフト開発や販売を行い、04年には米マイクロソフトの共同創業者、ビル・ゲイツ氏に自社を売却。「仕事の始まりは全て日本の会社が関わった」。次世代に夢を託そうと、翌年から日本に移り、企業の顧問や大学講師として情報発信を続けている。

失敗は必須条件

 輝かしい成功体験が際立つが、「イノベーション(革新)には本気の失敗が必要。失敗から学んでいない会社には投資しない」と齋藤さん。生徒からの「どういうときにアイデアがひらめくか」という質問には、「人と話すことが大事。対極の人には自分にない能力があったりするので、日ごろから練習してほしい」と訴えた。

 小説家、脚本家が夢という3年の山口純侑(よしゆき)君(14)は「自分と同じくらいの年齢で会社をつくったのはすごい。いろんな挑戦をして作品を書いていきたい」と瞳を輝かせた。理科教員でもある古川校長は「理科好きの底辺は公立中学校。こういう場でこそ、齋藤さんのような第一線の力を見せておきたかった」と力説。「生徒と教員で語り合える、貴重な共通の話題になるはず」と手応えを語った。

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

「農」の魅力伝える

瀬谷区

「農」の魅力伝える

8日、初のせやまる市場

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

旭区・瀬谷区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook