県立二俣川看護福祉高校＝中尾＝の１年生15人が11月29日、ドン・キホーテ二俣川店周辺で万引きや振り込め詐欺防止を呼び掛けるチラシを配布する街頭キャンペーンを実施した。
参加したのは風紀委員と有志ボランティア。同校では旭警察署と協力して地域に犯罪防止を呼び掛けており、これまでにも区内の小学校や福祉施設などで寸劇を行ったり、自作のポスター掲示などで注意喚起してきた。
キャンペーンでは生徒らが揃いのベストを着用して、行き交う人々に直接チラシを手渡した。参加した池田彩月さんは「正義感が強い性格なので悪いことは許せない。犯罪がなくなってほしい」と話していた。
旭警察署によると12月13日時点で今年の区内の振り込め詐欺は33件発生しており、被害総額は約１億５００万円にのぼるという。同署は「これから年末にかけて還付金詐欺が増えてくることが予想されるので、注意してほしい」と呼びかけている。
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