横浜システム工学院専門学校(杉山勝巳理事長・学院長)=東希望が丘=のモバイル・ロボット科が、12月22日に日本科学未来館=東京都=で開催された全国専門学校ロボット競技会(スチールファイト)に出場。昨年に続き団体優勝し、4連覇の記録をつくった。
同競技会は全国の専門学校がロボットを持ち寄り、年に一度開催される専門学校唯一のロボット大会。今回は4部門に11校56チームが参加した。同校では1年生のデビュー戦として、毎年出場している。
同校からはロボットの走行する速さを競う「自律型ロボット対戦競技・ソフトウェア部門」に1年生4チームが出場し、3チームが優勝から3位までに入賞。壁にぶつかることなく確実な直線走行、正確なターンを見せ、3年連続で上位を独占した。ロボットの性能を競う「二足歩行ロボット競技」には1年生と2年生1チームずつが出場。準優勝と優秀ヒューマノイド賞を受賞した。
リーダーを務めた鈴木龍一さんは「初めて自分たちでプログラムを作り、うまくいかないこともあったが、本番では練習通りの走りができた。今後も大会が控えているので、反省点を踏まえて入賞を狙いたい」と先を見据える。
5年前に初参加したときは、ほとんど名前が知られていない状態だったというが、団体優勝4連覇を果たすまでに成長した同校。同科の仲久保正人学科長は「やっと学校が認知されるようになったという実感がわいた。学生たちはかなりのプレッシャーがあったと思うが、よくやってくれた」と話していた。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
|
|
|
|
|