神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2014年5月8日号 エリアトップへ

ボクシング八重樫選手 次戦 無敗強者と激突へ 地元旭区の声援受け

スポーツ

掲載号:2014年5月8日号

  • LINE
  • hatena
旭区連合自治会町内会の佐々木会長と
旭区連合自治会町内会の佐々木会長と

 南希望が丘在住のボクシングWBC世界フライ級チャンピオン八重樫東(あきら)選手(31)が4月6日、東京・大田区総合体育館で3度目の防衛戦に挑んだ。同級8位の挑戦者オディロン・サレタ選手(28)=メキシコ=にKO勝ち。王座を死守し、戦績を20勝3敗とした。

 次戦は元世界2階級王者で39戦39勝(33KO)のローマン・ゴンサレス選手(26)との対戦が濃厚に。八重樫選手が「ボクシング人生の分岐点になる試合。生命の危機を感じるくらいの相手」と話す強敵だ。それでも「ここで楽しまなければボクシングの何が楽しいのかという気持ち。ハイリスクの相手は勝って得るものも大きい。このチャンスを生かせるかは自分次第」と語気を強める。

第二の故郷「横浜」

 21歳のときから横浜に住み、旭区も5年目を迎える八重樫選手。「横浜に来てから人生が変わった。いろんな思い出がある」。デビュー2年後の2007年、初の王座挑戦ではあごを骨折して敗れるなど苦い経験も。旭区に来てからは世界王者に輝いた。声援は本人にも届いており、「ドン・キホーテでも西友でも、大池公園にいても、自転車に乗っていても声をかけてもらえる。ありがたい」と話す。

 試合後、つかの間の休日には長女・志のぶちゃん(3)の幼稚園の入園式に出席するなど、家族との時間を楽しんだ。「(子どもたちは)いたらいたでうるさいんだけど、いなかったらさびしい」と語る。闘いの日々の中で、家族と過ごす時間は貴重な安らぎとなっている。

 また、旭区に引っ越してきた際に隣近所で「お世話になった」と八重樫選手が話すのは、旭区連合自治会町内会連絡協議会の佐々木明男会長。今も「おじいちゃん」と呼ぶなど交流が続く。ソフトボールをしている長男・圭太郎君(小3)は、佐々木会長の家で素振りや将棋をすることも。佐々木会長は「出会った当時からしっかりとした子育てをしていた。横浜にいて防衛記録を破るくらい頑張ってほしい」とエールを送る。

 常々「強いお父ちゃんを見せたい」と公言している八重樫選手。「次は最強と呼ばれるゴンサレス。勝ったら『世界一強いお父ちゃん』って言ってもいいですよね」。控えめな言葉に覚悟をにじませた。

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

空手組手で日本一

金子右京さん(本宿町)

空手組手で日本一

小さい頃からの目標達成

5月2日

5月からシニア大学

5月からシニア大学

旭区老連の自主講座も

5月2日

チュニジアの児童と交流

本宿中学校

チュニジアの児童と交流

壁画作成 大使館で披露

5月2日

子育て手続スマホから

子育て手続スマホから

市、6月末にアプリ

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

旭区・瀬谷区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook