神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2014年8月7日号 エリアトップへ

「逆転の隼人」4年ぶり4強 2度目の甲子園ならず

掲載号:2014年8月7日号

  • LINE
  • hatena

 7月30日、東海大相模高の優勝で幕を下ろした第96回全国高校野球選手権神奈川大会。29日に中区の横浜スタジアムで行われた準決勝で、横浜隼人高=瀬谷区=は向上高に2―5で敗れ、初優勝した2009年以来の決勝進出は果たせなかった=写真。

 県春季大会は3回戦で桐光学園に惜敗し、今大会はノーシードで挑んだ横浜隼人。7月14日の1回戦は横浜商大高、22日の4回戦では桐蔭学園の強豪2校をそれぞれ4―3のサヨナラ勝ちで下し、「逆転の隼人」を見せつけてきた。

 今大会7試合目にあたる準決勝、横浜隼人は向上のエース高橋裕也投手を攻略しきれず、1―5で迎えた9回表の攻撃。桐蔭学園戦でも結果を出した、代打の大堀純一選手(2年)の右前適時打で1点を返したが、反撃はここまでだった。「みんな最後まで諦めずによく頑張ってくれた。(最終回を)三者凡退で終わるのとは全然違う。新チームで迎える秋、来年の大会につながるはずだ」。水谷哲也監督(49)は選手をねぎらった。

 部員153人の大所帯を束ねてきた手塚渓登主将(3年)は「昨年の秋、今年の春と結果が出ず、どうすればいい雰囲気で勝てるか試行錯誤してきた。3年の宗(佑麿)や橋本(龍太)、藤澤(浩太)、伴(善弘)らが支えてくれたことに感謝でいっぱい」と気丈に話した。「笑顔と明るさがあれば勝利を引き込めるチーム。この試合も逆転できると信じていた。この悔しさを胸に、秋に勝って春のセンバツ出場を目指してほしい」。

 3年生は最後まで笑顔を絶やさず、後輩たちにバトンを託した。

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook