40歳以上の横浜市民が対象の「よこはまウォーキングポイント」の参加申込数が10万人に達した(4月3日時点)。横浜市によると、旭区の参加者数は7751人で、市内18区の中で3番目に多いという(3月末時点)。市は今年度、さらに7万人の追加募集を行う。
よこはまウォーキングポイントは高齢化が進む中、楽しみながら健康づくりをしてもらおうと市が昨年11月から開始。参加者に歩数計を無料配布し、計測した歩数をポイント化する。一定ポイント以上を貯めると商店会などで使える商品券が抽選で当たる企画などもあり、参加者数を増やしてきた。
「最初は1万歩歩いたら疲れていたけど、今では2万歩でも苦にならないよ」と話すのは、よこはまウォーキングポイントに参加する中白根の杉山廉士さん(69)。旭北地区連合自治会の副会長を務める杉山さんは地域住民への啓発も兼ねて参加。これまでの移動手段はバイクだったが、今では1日3万歩歩くことも多いという。「今までは全然歩かなかったけど、遠回りして歩いたりしてる。パソコン上で個人のランキングも発表されるから、それも楽しい」と話す。
「楽しさ」が奏功
初年度は5万人の参加を目標としていたが、大幅に上回った同事業。市担当者はポイントが貯まるなどの楽しめる要素が好評を頂いた要因では」と話す。
市では2017年度までに30万人の参加を目指しており、今年度は新たに7万人の追加募集を行う。今後は3カ月に1回の定期抽選のほか、年間累計による「Wチャンス抽選」の実施や、事業所単位による市内在勤者の参加受付も検討しているという。
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