地域活性化の音色響く 笹野台で「クラシックの日」
笹野台中央商店会で3月27日、音楽イベント「クラシックの日」の旗揚げ公演が開催された。同イベントは「商店会をもっと盛り上げたい」という同商店会の有志によって企画、実施されたもの。主催は同事務局。東日本大震災復興応援イベントという側面も持つ同イベント。チケット代は被災地へ寄付される。
演奏を披露したのは、笹野台でピアノ教室「笹野台音楽堂」を主宰する金子直樹さん。中世ヨーロッパで誕生したとされる小型鍵盤楽器の「ヴァージナル」と「クラヴィコード」を奏でた。また、笹野台在住で前横浜開港祭親善大使などを務め、現在は大学で声楽を学ぶ加藤玲菜さんがゲストMCで出演。金子さんの演奏に合わせその美声も披露した。
会場定員である20人の枠は予約の時点ですでに満席になったという。同事務局の小山芳彦さんは「若い人が力を合わせて、ほかの商店会とは一味違うことをやっていきたい」と話した。
親子で演奏を聴きに来た山崎みずきさんは「クラヴィコードの音は初めて生で聴いた。ピアノと全然違うやさしい音色が印象的だった」と感想を話した。演奏した金子さんは「演奏を楽しみにしてくれる地域の方の思いが伝わってきたので、次も企画したい」と語り、同イベントを今後、定期的に開催し、地域を盛り上げることに意欲を見せた。
|
<PR>
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
|
|
|
|
|