旭区(池戸淳子区長)はこのほど、2016年度の区運営方針を発表した。基本目標は「未来に向かって可能性の広がるまち 旭〜『安心』『健やか』『ふるさと』〜」。【1】「住み慣れた地域で、安心して暮らし続ける」、【2】「健やかな未来をつくる」、【3】「『ふるさと旭』の魅力を高める」の3つを柱に、39の事業に取り組む。
旭区では現在、二俣川駅南口再開発や東京都心部に直結する東部方面線の整備などが進められているほか、19年には区制50周年を迎える。区は「自然が豊か」「高齢者が多く地域活動が盛ん」など、区の特徴を生かし誰もが生き生きと過ごせるまちを目指し取り組む。
【1】【住み慣れた地域で、安心して暮らし続ける】で取り組むのは13事業。「認知症をみんなでささえるまちづくり事業」では、認知症についての理解を深め、本人や家族が孤立せずに支え合う地域づくりを推進する。また、15年度に引き続き「市営ひかりが丘住宅支援事業」を実施。相談支援、見守りを実施するほか、自助が困難な住民の支援などを検討する。【2】【健やかな未来をつくる】で取り組むのは7事業。「保育所地域子育て支援事業」では、市立保育所への臨床心理士の配置に加え、臨床心理士を目指す大学院生らが保育所で研修を行うことで養育支援の強化を進める。また、生活困窮世帯の子どもたちに、現役大学生が勉強を教える「寄り添い型学習支援事業」、毎年恒例の「区民スポーツ事業」などが行われる。【3】【「ふるさと旭」の魅力を高める】で取り組むのは19事業。今年度の新規事業でもある「商店街振興事業」では、区内の商店街マップを作成し、身近な商店街の魅力を伝える事業を実施。そのほか、17年3月によこはま動物園ズーラシア隣接地などを会場に行われる、第33回全国都市緑化よこはまフェアの「里山ガーデン会場PR事業」などに取り組む。「今年度は旭区のこれからの起点になる年。今年度取り組む事業は、旭区や区民の未来に向け重要になってきます」と区担当者は話す。
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