二俣川と鶴ヶ峰をつなぐ「コミュニティバス『四季めぐり号』運行委員会」(大江賢一委員長)がこのほど、まちづくり功労者国土交通大臣表彰を受賞した。地域交通を導入し、高齢者が安心して外出できるまちづくりに貢献したことなどが評価された。
国土交通省は毎年6月を「まちづくり月間」と定めており、魅力あるまちづくりに功績のあった個人や団体を表彰している。今年度は全国から38団体が表彰され、市内では同委員会を含めて2団体が受賞した。同委員会の大江委員長は「受賞は驚いたが、評価されてとてもうれしく思う。表彰され、さらに重責を担うことになったが、全うしたい」と喜びを語った。
「四季めぐり号」は四季美台・今川町・本村町地区と二俣川駅・鶴ヶ峰駅をつなぐコミュニティバスで、1回300円で乗車できる。バスの事業者はふたえ交通(株)(篠崎智雄代表取締役/本村町)が担う。
同地区では長年コミュニティバスを求める声があがっており、2008年に地域住民らからなる検討委員会が発足。試験運行を経て2013年4月に本格運行が始まった。その後も委員会は定期的に会議を開き、ルート変更やダイヤ改正などを行い、地域住民らに利用を促してきた。現在も年4回、広報誌を発行して啓発活動を行う。
同社の篠崎社長は「安全面には特に神経を使っている。大変なこともあるが、地域の方々の熱意があるからできること」と話した。
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