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旭区版 公開:2018年12月13日 エリアトップへ

バリアフリー情報ムック出版 県内の特別支援学校保護者らが

社会

公開:2018年12月13日

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冊子を手にする製作メンバーら
冊子を手にする製作メンバーら

 障害がある子どもも、共に生活している家族も、もっと外に出て生活を楽しもう――。県内の特別支援学校に通う子どもを持つ親が中心となり、バリアフリー情報ムック「enjоy ist。かながわ」を出版した。

 冊子内では4つの家族の「我が家のエンジョイスタイル」に焦点が当てられている。四肢麻痺の障害のある娘とともに専用の座位保持器具を取り付けたヨットで航行を楽しんだり、養護学校に通う娘とともに観戦するJリーグ川崎フロンターレの応援が元気の源だという家族、四肢麻痺と知的障害があり車椅子を使いながらも、キャンプを楽しんだりとそれぞれの家族の姿が紹介されている。

 冊子の製作委員会代表を務めたのは15歳の娘・花歩さんが上菅田特別支援学校(保土ケ谷区)に通う田中朋子さん=人物風土記で紹介。自身も娘とともに音楽ライブイベントに度々訪れるという生活を送る。このライフスタイルを同校の佐塚丈彦校長に話したところ、「その姿を発信してみては」と冊子制作の提案を受けた。

 有志9人とともにチャレンジが始まったのは昨年6月。取材や撮影、デザイン…各々が得意とする分野を担当しながら仲間とともに作り上げた冊子には、県内のお出掛けスポットや黒岩祐治県知事や県立こども医療センターの医師へのインタビューなども盛り込まれている。

 書籍は648円で全国の書店で販売されているほか、ネットからの購入も可能。問い合わせはジアース教育新社【電話】03・5282・7183へ。

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