県政ジャーナル 旭区の道路交通環境が改善 神奈川県議会議員 おのでら慎一郎
二俣川駅北口「試験場入口」交差点の改良
運転免許センター(旧称運転免許試験場)から二俣川駅北口に向かう通称「試験場通り」。特に日曜日は免許の更新などに訪れた人たちの車で大渋滞します。バスも通常5分で通過できるところを混雑時間帯には20分以上かかってしまいます。
そこに、運転免許センター新築に伴い駐車場の収容台数を増やす動きがあり、バス利用者が多い二俣川ニュータウン連合町内会から、「出庫が集中する時間帯の渋滞が、さらにひどくなるのでは」といった懸念の声が地元議員である私に寄せられました。
県議会が陳情を了承
私は実態を検証しつつ、連合町内会とともに課題を整理。陳情の提出につなげました。陳情では、試験場通りから厚木街道に出る車の多くが本村インター方面に左折するため、「試験場入口」交差点に左折矢印の信号を新設して、交通の流れを改善することなどを求めました。県議会防災警察常任委員会では、磯本桂太郎委員長(当時)にも尽力いただき、本陳情は全会一致で了承されました。
現在、左折信号設置に伴う交差点改良工事もほぼ完成し、運用を待つばかりとなっています。
白根通り「斉藤橋」拡幅が前進
白根通りは拡幅が着々と進む一方、斉藤橋付近では工事が進んでいません。これは、斉藤橋より下流の中堀川には河川法が適用され、簡略にいえば、河川の上部を道路で覆うことができないことによります。
しかし、斉藤橋は以前、危険な通学路として、公明新聞も取材した場所。
当初の計画通りに拡幅することは難しいとしても、このまま歩行者の安全も図られずに工事が止まったままで良いはずがありません。
県と市で打開策探る
そこで私は、河川管理の許認可を行う神奈川県として、工事を実施する横浜市からの提案を慎重かつ前向きに受け止めた上で、合法的な着地点を見出してほしいと担当副知事に要請しました。
先ごろ、横浜市からの提案に対し、県が許可を出す見込みが立ったとの連絡を受けました。
道路の整備後は、信号機の設置も要望しています。できるだけ早期の工事着手を期待しています。
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