白根小学校に1月29日、小笠原流次期宗家の小笠原清基氏が訪れ、3年生約120人に「子ども礼法教室」を行った。
同校の学校地域コーディネーターの紹介で実現した試み。小笠原流は鎌倉時代から続く礼法・弓術・弓馬術の流派で、鶴岡八幡宮で行われる流鏑馬神事の射手も務めている。同家は旭区で没したとされる鎌倉時代の武将・畠山重忠とも縁があったとされており、同校では地域学習を始める3年生を対象に、今回初めて行われた。
室内には鎧や兜が置かれ、「将軍が使っていた道具」として、子どもたちは実際に触れたり、身に着けたりした。刀を相手に渡すときの方法を学ぶ際には、ハサミを使用して実践。「ケースから出しておき、相手がすぐに使えるようにしておくことも考えて」と小笠原氏から指導を受け、相手や自分自身が怪我しないための向きや、持つ部分なども考えていた。
相手に敬意を表す正しいお辞儀の方法も教わり、子どもたちは普段と異なる方法を楽しみながらも、真剣に取り組んでいた。
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