二俣川駅北口の「運転免許センター入口」交差点の改良により渋滞緩和の効果があったことが、このほど横浜市から発表された。
二俣川駅から運転免許センター(中尾)まで通じる試験場通りでは同交差点を起点に頻繁に交通渋滞が発生しており、その解消などを目的に市と神奈川県警察が連携した交差点改良工事を実施。車道の拡幅や試験場通りから厚木街道へ向かう信号に左折専用信号を新設するといった改良により、厚木街道から試験場通りへ右折する車と、試験場通りから厚木街道へ左折する車が同時に通行できるようになった。
今回は旭土木事務所が相鉄バスのデータをもとに工事完了前後の状況を比較。昨年12月と今年1月それぞれの平日1週間平均と日曜祝日1カ月平均の「ニュータウン第2」バス停から「二俣川駅北口」バス停までの約1Kmの所要時間を比較すると、平均4分短縮された。また、12月19日と1月23日の午後4時頃における免許センター方面から同駅へ向かう渋滞の長さを比べると、12月は約600mだったが1月には約80mになったという。
同交差点の渋滞改善を要望してきた二俣川ニュータウン連合町内会からは今回の工事によって一定の改善があったと効果を実感する一方、試験場通りからの右折車が多いと左折信号が生かされずに渋滞が起きてしまう状態を指摘する声も上がっている。県警によると、現時点では追加で信号調整などを行う予定はないという。
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