――今年11月30日に開業する「相鉄・JR直通線」により、旭区で今後期待できる効果や影響とは。
「都心まで乗り換えなしでスピーディーに結ばれるため、通勤・通学の利便性が飛躍的に向上します。相鉄線沿線の認知度はもとより、旭区でも沿線価値や拠点性が向上するものと考えています」
――2013年から取り組まれてきた二俣川駅南口再開発や、南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクトのコンセプトとは。
「二俣川駅南口再開発では交通広場の再整備を図り『住む・働く・集う』の都市機能をコンパクトに集積しています。街の魅力を向上させ、相鉄線の新しい象徴となるプロジェクトです。南万騎が原駅前は幅広い世代が安心して暮らせるように、賃貸、分譲、サービス付き高齢者住宅といった多様な居住形態を整備しているのが特徴的で、エリア内での”住み替え循環”を目指しています。保育施設やこども自然公園が近いこともあり『安心して子育てができるまち』もコンセプトの柱です」
――旭区の魅力や今後の課題をどう考えますか。
「相鉄線の中核エリアである旭区は相互直通で都心と同等の利便性がありながら、豊かな自然と子育てにも適した環境が特色だと考えています。課題は郊外住宅地の成熟化と高齢化です。南万騎が原エリアの住み替え循環などにより沿線外から若年層やファミリー層を呼び込むことで、人口流入や沿線活性化を図っていきたいです」
――新時代での街づくりにおける決意とは。
「旭区誕生50周年の記念の節目に、JR線との相互直通がスタートします。新型車両が都内を走る日も間もなくです。大幅な利便性向上を契機にして『選ばれる沿線』となるよう、沿線の認知度・価値向上の取り組みを、ハード・ソフトの両面から進めていきます」
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