ジョイナステラス二俣川と相鉄ライフ二俣川で8月17日と18日の2日間、地域の子どもたちによる職業体験イベント「オシゴト発見隊!」が初めて実施された。同施設に入るテナントや区内の事業所の協力を得て行われ、2日間で約70人の子どもたちが参加した。
ジョイナステラス二俣川は昨年4月、二俣川駅南口再開発事業によって開業した駅直結の商業施設。(株)相鉄ビルマネジメントが運営する相鉄ライフ二俣川と同施設では、地域住民向けのイベントを定期的に行っている。
両施設では今年5月、子どもたちがなりたい職業を書いて館内に掲示するイベント「願いを叶えるこいのぼり」を開催。約1800枚が掲示された中、今回のイベントは上位20位以内を中心に人気の高かった職種を選んで行われたもの。施設に入居するテナントや地域の事業所の協力を得て、パティシエをはじめ消防士、看護師、インフォメーションスタッフ、美容師、ドッグトレーナーの6職種の職業体験が実施された。
街愛するきっかけに
両施設では参加者を館内の掲示やSNSで募集。2日間で5歳から11歳までの67人が参加した。
子どもたちは冒頭、体験する事業所のスタッフから仕事の中身や大切にしていることなどについて説明を受けた。その後は会場を分かれ、実際に仕事を体験。消防士体験では、旭消防署の署員から人命救助の方法や放水体験を学んでいた。放水を体験した酒井千桜(ちさ)さん(小学3年生)は「ホースはちょっと重たかったけれど、水がたくさん出てきて面白かった。消防士は少し気になる仕事」と笑顔で話していた。
主催した(株)相鉄ビルマネジメントでは「地域の子どもたちが少しでも自分の住む街を愛し、自分自身の可能性を信じられるきっかけになればうれしい」と話していた。
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