さちが丘小学校(中澤道則校長)で10月9日、アイススレッジホッケーでパラリンピック日本代表を務めた上原大祐さんが、6年生約130人に講演を行った。
同校はスポーツ庁主催の「オリンピック・パラリンピックムーブメント全国展開事業」に取り組む教育推進校で、講演は同事業の一環。上原さんは生まれながら二分脊椎の障害がある。19歳のときに出合ったアイススレッジホッケーで2006年のトリノパラリンピック日本代表に選出され、日本人最多ゴールを記録。10年のバンクーバー大会では強豪カナダを準決勝で破り、銀メダル獲得に貢献した。
上原さんは児童たちに「大ちゃんって呼んでね」と明るく呼びかけ、講演開始から盛り上げた。バンクーバー大会の映像で競技を紹介し、「スポーツでも学校でも、チームワークは『してあげた』ではなく『してあげたい』という気持ちが大切。失敗しても『ナイスチャレンジ』と声をかけてあげて」と明るく伝えた。
講演後は児童たちと一緒に、パラリンピック正式種目のボッチャと車いすを使ったポートボールで4クラス対抗戦を実施。競技に参加した児童も応援する児童も白熱し、試合は盛り上がりを見せた。
終了後、上原さんは「子どもたちがスポーツをする、観る、支えるという各々の立場で活躍してくれた。すごく楽しかった」と笑顔で話していた。
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