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旭区版 公開:2020年9月10日 エリアトップへ

横浜文化体育館 58年の歴史に幕 五輪のバレー会場にも

社会

公開:2020年9月10日

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文体の正面入口
文体の正面入口

 「文体」の愛称で親しまれてきた横浜文化体育館=中区不老町2の7=が9月6日、閉館した。58年間で延べ2700万人以上が利用した。現在の建物は取り壊され、跡地には7月に開館した横浜武道館(サブアリーナ)と対をなすメインアリーナが2024年に新築される予定だ。

 文体は1962年5月11日に開館。同23日には力道山の試合が開かれている。64年には東京五輪のバスケットボール横浜予選大会、バレーボールでは本大会の会場となった。また84年までは横浜市の成人式会場として、また中学・高校・大学などの体育祭や卒業式などにも利用されてきた。コンサート会場としても活用され、美空ひばり、石原裕次郎、小田和正、ゆず、海外からはクイーンやボン・ジョヴィなど410超のアーティストが公演している。

老朽化や多様なニーズ

 閉館は、施設の老朽化や様々なニーズに対応した施設整備の要望を受けてのもの。市は文体の建替えを関内・関外地域の回遊性を高めるプロジェクトに位置付けている。文体では閉館に向け写真やイラスト、エピソードなど「思い出」を募集した。10代から80代までの幅広い世代から118件の応募があり、その内容は文体のウェブサイトで公開されている。最後の館長となった宮田豊さんは「中区のランドマークとして愛されてきたことにお礼を言いたい。建物はなくなるが記憶に残しておいてほしい」と話していた。

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