配達弁当「ハマ弁」への理解を深める取り組み「ハマ弁デー」が、9月から10月にかけて南希望が丘中学校(内田克弥校長)で実施された。
2017年1月から市立全中学校で実施され、来年度からは学校給食法の「給食」に位置付られるハマ弁。市教育委員会では喫食率の向上に向けてさまざま取り組みを行っている。ハマ弁デーはその一環で各年度で希望する中学校が実施。市教委によると、今年度は旭区内で南希望が丘と都岡の2校で実施された。
南希望が丘中では9月16日に3年生、10月20日に2年生、26日に1年生を対象に実施。1年生の開催日にはPTA向けの試食会も行われた。同校での通常時の喫食率は2割に満たないというが、実施日には9割近い生徒が利用。生徒からは「ご飯と味噌汁が温かくておいしかった」「からあげの味が好き。でも大きくて食べにくい」などさまざまな意見があがった。
動画で身近に
同校ではこの取り組みに合わせ、学校保健委員会が中心となってハマ弁を含めた食育の活動を展開。生徒が考えたメニューを紹介する動画を作って放送するなど、生徒たちがハマ弁や食を身近に感じられるような取り組みを進めている。
初のハマ弁デーを終えて同校養護教諭の土田直美さんは「これまで一切食べていない子も多かったので、まずは食べてもらいたかった。これをきっかけに食について考えてもらい、ハマ弁も選択肢の一つになれば」と話した。
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