横浜市内で高齢者が多い地域である旭区。65歳以上の人口は7万1955人で市内最多、高齢化率は29・1%で3番目に高い状況だ(ともに2019年9月30日基準)。
若葉台は高齢化率が50%を越え、区内で高齢化が進む地区の一つ。一方で、要介護認定率は低く、健康で元気に過ごしている人が多いことが特徴だ。そのため健康寿命の延伸に取り組む神奈川県でも若葉台の取り組みは注目されており、2月3日には神奈川県と世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(WPRO)が主催するプログラムで若葉台の取り組みが紹介された。
今回のプログラムはWPROの管轄である途上国向けに、日本の人口高齢化への対応策を参考にしてもらう目的で開催。対応策の一例として若葉台が取り上げられ、オンラインでつながった11カ国に対し、開発の歴史や高齢者に対する支援、スポーツ・文化活動などを動画で紹介した。
動画の紹介後には各国から「活動を継続する秘訣」「コミュニティバスの仕組み」などの質問があがり、住民の代表者らが回答した。出席した若葉台連合自治会の山岸弘樹会長は「高齢者は多いが、元気な方が多い若葉台の良さを伝えるよい機会だった。今後も住民主体でまちづくりを進めていきたい」と話した。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
|
|
|
|
|