神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2021年2月11日 エリアトップへ

若葉台 元気な団地の秘訣とは 世界11カ国へ紹介

社会

公開:2021年2月11日

  • LINE
  • hatena
オンラインで事例紹介や質疑応答を実施
オンラインで事例紹介や質疑応答を実施

 横浜市内で高齢者が多い地域である旭区。65歳以上の人口は7万1955人で市内最多、高齢化率は29・1%で3番目に高い状況だ(ともに2019年9月30日基準)。

 若葉台は高齢化率が50%を越え、区内で高齢化が進む地区の一つ。一方で、要介護認定率は低く、健康で元気に過ごしている人が多いことが特徴だ。そのため健康寿命の延伸に取り組む神奈川県でも若葉台の取り組みは注目されており、2月3日には神奈川県と世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(WPRO)が主催するプログラムで若葉台の取り組みが紹介された。

 今回のプログラムはWPROの管轄である途上国向けに、日本の人口高齢化への対応策を参考にしてもらう目的で開催。対応策の一例として若葉台が取り上げられ、オンラインでつながった11カ国に対し、開発の歴史や高齢者に対する支援、スポーツ・文化活動などを動画で紹介した。

 動画の紹介後には各国から「活動を継続する秘訣」「コミュニティバスの仕組み」などの質問があがり、住民の代表者らが回答した。出席した若葉台連合自治会の山岸弘樹会長は「高齢者は多いが、元気な方が多い若葉台の良さを伝えるよい機会だった。今後も住民主体でまちづくりを進めていきたい」と話した。
 

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook