農家が丹精込めて野菜を生産していることを感じてもらおうと、「八ッ橋農園」(八ッ橋政彦代表)=東希望が丘=で野菜卸売業者の新人研修が4月2日に実施された。
この日は、”横浜市民の台所”として生鮮食料品を供給している横浜市中央卸売市場に本社を構える「つま正」(小山正武代表)=神奈川区=の新入・中途社員が参加。野菜収穫後の畑に残された葉や茎などを取り除いて土壌を整えたり、八ッ橋さんから農家ならではの野菜の知識や食べ方など聞いたりする中で、生産者の思いに触れこだわりを感じ取った。
八ッ橋さんは「人でいう心と同じように、野菜作りには土壌を整えることが欠かせない。農家の頑張りや野菜に込める思いを知った上で、消費者や業者に販売してほしい」とコメント。
研修に参加した社員らは「学んだことを心に刻み、他の社員にも伝えたい」と話した。
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