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旭区歯科医師会 「必要な治療は継続を」 コロナ禍で証明された安全性
旭区歯科医師会の江口会長
旭区歯科医師会（江口康久万会長）は、「口腔ケアが免疫力を高め感染予防に役立つ」と、必要な治療継続と口腔内のメンテナンスの大切さを伝える。区内で高齢者のワクチン集団接種が始まった今、改めてできる感染対策や注意すべきことを聞いた。
――歯科医院では新型コロナの感染例がほぼないと注目されています。
「歯科医院は関東地方では１件もクラスターが発生しておらず、全国的にも感染例はほとんど見られません。ソフトバンクグループ（株）が行った新型コロナウイルス抗体検査では、医療従事者の陽性率平均１・79％に対し、歯科医は０・７％と最も低い数値をマーク。歯科助手も０・９％と歯科関係者は感染症の陽性率は低く、会見時に驚きの数値と発表されました。旭区歯科医師会では各会員が安全な衛生環境を整えて情報共有し合い、感染対策に注力しています。健康のために必要な治療は安心してご継続ください」
――ワクチン接種が始まりました。今後の感染対策を教えてください。
「感染予防には口内環境を整えることが大切。歯磨きの際に専用ブラシで『舌そうじ』も行いましょう。舌そうじをすると、腸内環境が改善され体全体の免疫力が高まるデータもあります。そのほか、軽い運動や柔軟体操、寝る前にデジタル機器の画面を見ず睡眠時間を確保するなど、副交感神経優位の生活も免疫力アップにつながるとされています。接種後も三密を避け、手洗いや消毒で対策しましょう」
旭区歯科医師会
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