神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2021年5月27日 エリアトップへ

旭消防署 5月から熱中症に注意 「適時、マスク外して」

社会

公開:2021年5月27日

  • LINE
  • hatena

 毎年5月から統計を取り始める熱中症による救急搬送件数。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のためマスク着用が求められる中、旭消防署担当者は「夏季の気温・湿度が高い中でのマスク着用は、熱中症のリスクがあります。マスク着用時は強い負荷のある作業や運動は避け、こまめな水分補給を心掛けてください」と話し、「周囲の人との距離が十分に取れる場所では、適時、マスクを外して休憩することも必要」と注意を呼び掛ける。

 昨年5月1日から9月30日まで、横浜市内の熱中症による救急搬送件数は1284人(「5月」24人、「6月」96人、「7月」87人、「8月」943人、「9月」134人)。年代別で最も多かったのは「80代」21・3%、発生場所は「屋外」54・2%、「屋内」45・8%だった。症状の割合では、「軽症」52・6%、「中等症」41・1%、「重症」4・9%、「重篤」1・4%。特に高齢者(65歳以上)の重症の割合が高くなっている。

区内「屋内」が多い

 同期間の旭区内での搬送件数は、疑いを含む99人(「5月」2人、「6月」8人、「7月」7人、「8月」70人、「9月」12人)が搬送されている。また、年代別に見ると、「10代」6人、「20代」4人、「30代」5人、「40代」9人、「60代」12人、「70代」22人、「80代」26人、「90代」10人と市全体と同様「80代」の件数が最も多かった。発生場所は市全体とは逆に「屋外」(46人)より「屋内」(53人)が多くなっており、旭消防署担当者は「新型コロナウイルス感染症を予防するためには、冷房時でも換気扇や窓開放によって換気を確保する必要があります。室内の温度が高くなるので、熱中症予防のためにエアコンの温度設定をこまめに調整してください」と話す。また、マスク使用が熱中症の原因だったとは断定できないが、マスク使用したいた人の搬送件数は29人となっている。症状別では、「軽症」48人(48・5%)、「中等症」45人(45・5%)、「重症」3人(0・03%)、「重篤」3人(0・03%)で、市全体同様、高齢者の重症割合が高くなっている。
 

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

空手組手で日本一

金子右京さん(本宿町)

空手組手で日本一

小さい頃からの目標達成

5月2日

5月からシニア大学

5月からシニア大学

旭区老連の自主講座も

5月2日

チュニジアの児童と交流

本宿中学校

チュニジアの児童と交流

壁画作成 大使館で披露

5月2日

子育て手続スマホから

子育て手続スマホから

市、6月末にアプリ

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

旭区・瀬谷区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook