旭区硬式少年野球チーム「旭リトルリーグ」の小学6年生と中学1年生からなるメジャーカテゴリー(島田貴之メジャー監督・蒔田涼晟主将)が、東日本リトルリーグ選手権大会に出場し3位入賞を果たした。同チームは「50年近いチームの歴史で前例のない快挙」と喜びの声を上げている。
旭リトルリーグは、都岡町のグラウンドを拠点に活動する硬式少年野球チーム。今年4月には「JA共済杯第9回インターミディエット全日本リトルリーグ野球選手権神奈川連盟大会」で県下10チームを制して優勝し全国大会への出場権を獲得するなど、目覚ましい活躍を見せている。
基本プレー大切に
同チームは6月上旬から7月上旬にかけて開かれた「東日本リトルリーグ選手権神奈川連盟大会」で準優勝を飾り、優勝した平塚リトルリーグと本戦に出場。東日本大会は7月31日から8月1日まで青森市で行われ、北海道から信越までの代表16チームが参戦した。
試合はトーナメント形式で実施され、初戦は東北代表の八戸中央リトルリーグと対戦。1回に先制点を奪われるも、1番の鈴木幹汰選手(中1)が1本、3番の坂元恒陽選手(中1)が2本のホームランを打ち点数を重ねて13対4で勝利した。
続く2回戦は北信越代表の松本南リトルリーグに挑んだ。相手チームの先制を許すも、3回に4番の加藤英太選手(中1)がスリーランホームランを放ち形勢を逆転。加藤選手はピッチャーとして完投する活躍も見せ、3対1で勝ち進んだ。
準決勝は、優勝候補である東京代表の東京北砂リトルリーグとの一戦。0対4とリードされて迎えた4回、吉田一太選手(中1)がセンター前ヒットで1点を獲得するも1対9で敗戦し、3位入賞となった。
蒔田主将は「基礎練習をしっかり行ったので、チャンスが来た時に必ず点が取れた。今夏でメジャーを卒団するが、後輩たちには打てるところは打ち、アウトを取れるところは確実に取る基本プレーを大事にしてほしい」とコメント。
島田監督は「大事な場面でホームランが出て、ピッチャーの投球も素晴らしかったのが勝因。このチームは波に乗ると強いので、試合中は応援歌で盛り上げるなど『元気よく』をモットーに、自分たちの気持ちを出せたことも良かった」と試合を振り返った。
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