神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2021年10月28日 エリアトップへ

運転免許センター 認知機能検査に端末導入 3月末まで試行実施

社会

公開:2021年10月28日

  • LINE
  • hatena
タブレット端末を用いて検査を行う受検者
タブレット端末を用いて検査を行う受検者

 神奈川県警察運転免許センター=中尾=は10月18日、75歳以上の運転者が免許更新時に課されている「認知機能検査」にタブレット端末を試験的に導入した。受検者が個別に端末を用いて受けることで、検査時間の短縮につながり利便性の向上が図られる。来年3月までの試行実施、それ以降の運用は未定。

 認知機能検査は75歳以上の運転者が免許更新する際、高齢者講習(70歳以上対象)の受講前に受検し判断力や記憶力、空間認識能力を測るもの。これまで各地域の指定自動車教習所を中心に行われてきたが、近年高齢ドライバーが増加する中で予約が取りづらい状況となっていた。これを受け県警察運転免許センターでは今年4月に高齢ドライバーに特化した「高齢運転者支援係」を発足し、検査の受検者の受け入れ拡充に努めてきた。

 これまで同センターの認知機能検査は集団実施で、職員が大きなパネルを用いて出題し受検者は紙に記入し回答していた。今回タブレット端末が導入されたことで個別受検が可能となる。これにより約30分間の受検時間が10分短縮され20分ほどになるほか、従来職員が何度も確認し採点していたものが瞬時に解答が表示されるようになるなど、利便性の向上が期待される。

 導入された端末台数は20台。来年3月まで試験的に行われ、それ以降は試行実施の結果を踏まえ導入が検討される。

初日、スムーズに

 初日の18日には、10人の受検者がタブレット端末を用いた認知機能検査を受検した。着席した人から順に、端末付属のヘッドホンを耳に当てて端末の使い方などの説明を聞きながら操作しスムーズに回答。不明点があると挙手して巡回する職員に知らせ、説明を求める姿も見られた。

 同センター職員は「個々のペースで受けられるので受検者の負担軽減につながるとともに、密の回避でコロナ対策にもなる」と話した。

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

「農」の魅力伝える

瀬谷区

「農」の魅力伝える

8日、初のせやまる市場

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

旭区・瀬谷区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook