産業観光の事例学ぶ 区役所でまちづくり連絡会議
第9回横浜金沢観光まちづくり連絡会議が8月25日、金沢区役所で開催された。
この会議は、行政や市民団体、企業などが参加し、2009年から開催している。今回の会合では、金沢八景マイタウンプロジェクト「さわさわ」の活動報告のほか、横浜金沢観光協会の事業紹介が行われた。
また、川崎市で行われている産業観光推進事業について、同市職員を招いて研修会も行われた。この事業は、沿岸部工業地帯の工場景観を観光資源として見直そうと05年から始まった。工場の外観や夜景の美しさを武器に観光ツアーなどを実施し、修学旅行のルートにも組み込んでもらうなど、集客に成功している。
参加者の一人は、「区内にも食品工場など観光資源になりうるものがある。なんとかそれらを生かせれば」と、金沢区での産業を資源とした観光振興に期待をこめていた。
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