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金沢総合高校D☆FREAKS ダンスドリルで総合優勝 予選勝ち抜いた123校の頂点に

スポーツ

公開:2011年9月8日

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笑顔で優勝を喜ぶメンバー
笑顔で優勝を喜ぶメンバー

 県立金沢総合高校ダンス部「D☆FREAKS」が、7月27・28日に開催された全国高等学校ダンスドリル選手権大会2011で総合優勝を果たした。各地区大会を勝ち抜き全国から集まった出場123校の頂点に立ち、来年3月に行われる「全米選手権」の切符を手に入れた。

 大会1日目。金沢総合高は全16部門の中からジャズダンス部門を選択した。緊張の中で成し遂げた部門優勝は、絶対に達成したい現実的な目標だった。2日目は各部門優勝校が総合優勝を目指し、きらびやかなライティングのもとで、再びダンスを披露。「(部門別の)1位が決まっていたので、リラックスしてできた」と部長の指田理紗さん(3年)。満足の演技が出来た実感があったという。副部長の内山友梨香さん(3年)は「優勝と聞いた瞬間は、放心状態だった。狙ってはいたが、まさか取れるとは」と笑顔で話した。

「過去最低」をバネに成長

 優勝の原動力となったのは、やはり3年生メンバー12人を中心とした結束力だ。1年生の時に出場した大会で惨敗し、「過去最低の成績」と言われたこともあった。「成長が遅い」「大丈夫か」―度々聞かれるそんな周りの評価を覆そうと、上級生が引退した2年生の秋、学年で決めたことがある。それまで自由参加だった自主練習を全員参加に変えたのだ。少ない練習時間を補うため、自宅での筋トレも各自に課した。テクニックや演技の未熟さを、日々の練習で克服してきた。顧問の小山恵美子教諭(55)は「私が何も言わなくても、自分たちのやるべきことが見えている」と賞賛する。

 川住幸子コーチ(27)の存在も大きい。川住コーチは金沢総合高校の前身である富岡高校のダンス部OG。「実際に見本を見せてくれるので、分かりやすい。コーチが来る前と後では、ダンスが全然違うものになる」と、部員たちはその指導力と演技の構成力に絶対的な信頼を寄せている。だが、実際に練習を見てもらえる機会は少ない。今大会に向けた1ヵ月間の練習でも、3回だけだったという。こうしたコーチのいない時間が、部員一人ひとりの自主性を育て、日本一へと導いたのかもしれない。
 

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