県営六浦団地公営住宅の建築工事作業所(六浦東1の6の1)で、2月10日から「地球にやさしいまちづくり・いえづくり作品展」が行われている。
この作品展は、同住宅の工事を担う根本建設(港南区)が、建築現場に親しみを持ってもらおうと企画。瀬ヶ崎小学校と関東学院六浦小学校の協力を得て、小学生が「人にも環境にも優しい家やまち」を描いた作品138点が集まった。作品は建築現場の囲いに展示され、道行く人の目を楽しませている。
自由なアイデア 形に
10日に行われたオープニングセレモニーには、関係者や地域住民らが参加。同社の根本雄一社長は、「『地域の人と何かやりたい』という現場からの声で企画した。子どもたちの自由なアイデアが集まりました」と笑顔で語った。
あいさつに立った瀬ヶ崎小の山田忠次校長は「子どもらしい作品ばかり。こうした機会はめったにないのでありがたい」と話した。関東学院六浦小の島田正敏校長も「絵が好きな子が発表する場ができてうれしい。絵を見た子どもや地域の人がやさしい心になってくれれば」と、期待をこめた。式典の最後にはテープカットが行われ、作品展のスタートに花を添えた。
展示されている作品は、樹木や葉でつくった家「リーフハウス」や、風力発電ですべてをまかなう家、全体が緑で覆われた家など、個性あふれる力作ぞろいだ。期間は3月11日(日)まで。問い合わせは【電話】045・822・5175根本建設まで。
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