神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「復興の人手は足りていない」 市内法人がボラバス運行

公開:2012年3月8日

  • LINE
  • hatena
幅広い年代の男女が参加する
幅広い年代の男女が参加する

 金曜夜の横浜駅東口。仕事を終えて家路を急ぐサラリーマンを横目に、大きな荷物を抱えてバスに乗り込む学生や大人たち―。

 彼らが向かうのは東日本大震災の被災地。週末の間現地に滞在し、ボランティアとして瓦礫の撤去や農・漁業の復興を手伝う。このバスを運営するのは「一般社団法人 東日本大震災生活支援協会」(丹野康之理事長)で、昨年7月から毎週バスを運行している。

 理事長の丹野さんは仙台市宮城野区出身で、普段は横浜市内でIT関連の会社を経営。震災当日に津波で流される故郷の映像を見て「自分に何かできることはないか」と翌日に団体を設立。仲間に食料や物資を募って、現地への運搬を始めた。

 支援の輪はネットや口コミで広がり、物資や義援金のほか、ボランティア志願者も集まり、バス運行を決めた。「私たちの活動方針は、現地の助けになると思ったらなんでもやること。昨年末にはハウスの復興を手伝ってきたイチゴ農家で震災以来初の収穫を達成できて、農家の方と一緒にみんなで泣いて喜びました」と丹野さん。

 ボランティアバスにはこれまで700人以上が参加している。基本毎週金曜夜に横浜・東京を出発して日曜夜に解散。費用は一人7000円(宿泊費・一部夕食含む)。「1年経っても復興はまだまだ。毎週バスを出して現地に支援し続ける気持ちを届けたい」。申込み・問合せは協会ホームページまたは事務局【電話】050・3797・4674へ。
 

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

「横浜スパークリングトワイライト」

4月27日

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

神奈川の食の魅力PR

神奈川の食の魅力PR

10月に展示会 出展者募集

4月26日

称名寺でライトアップ

称名寺でライトアップ

4月27日から

4月25日

「蝶々夫人」の特別展

杉田劇場

「蝶々夫人」の特別展

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook