釜利谷高校ボウリング部の小川進之介選手(1年)が、1月に行われた県新人戦で4位に入り、全国大会の出場権を得た。小川選手は、きょう3月22日(木)から京都府で開催される第15回高等学校ボウリング選手権に出場する。
6ゲームで競う県新人戦では、3ゲームずつ2つのレーンを使用。前半は好調だったが、後半のレーンと相性が悪く、4ゲーム目は140台と低いスコアに。「一投でもミスをすると、気持ちが滅入ってしまって…」と小川選手。そのとき、サポートとして入っていた父がすかさず声をかけてアドバイス。見事に試合を立て直し、初の全国切符を手にした。
大会が行われる京都は、中学時代に試合で訪れた場所。「雰囲気を知っているので、少し気が楽ですね」と微笑む。本選で目標にしているのは、「持っている力を出し切ること」。「1年生なので、経験を積むことが一番。悔いの残らない戦いをします」と語った。謙虚な言葉の中にも、熱い闘争心をのぞかせた小川選手。その戦いぶりに期待がかかる。
個人技も「仲間は大切」
同部は現在、三浦美里部長と小川選手、それに出口めぐみ選手の1年生3人で活動。矢野金太プロの指導のもと、新杉田ボウルで週3回の練習に励む。昨年12月の全国高校対抗選手権にも出場した三浦部長は、「常に全国上位を目指していきます」と頼もしい。顧問の穂積啓之教諭も、「まじめで練習熱心な子たち。これからの伸びが楽しみです」と期待を寄せる。
目下の課題は部員集め。「ボウリングは、一人で投げていると周りが見えなくなる。そんな時、声をかけてくれる仲間はやっぱり大切です」と三浦部長は話す。今後、結果を残すことで校内にも活動をアピールしていく考えだ。
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