西金小中・ミモザの会 「つながる」留学、16年支えて
6月21日、オーストラリア・メイフィールド校から10〜12歳の生徒12人が来日し、西金沢小中学校の子どもたちと交流を深めた。訪れた生徒は授業やクラブ活動に参加し、和太鼓などの日本文化を学んだ。両校の生徒は互いの国を隔年で訪ねている。
この交流を16年支えているのが、保護者を中心としたボランティアグループ「ミモザの会」だ。来日時のホームステイ先の調整から訪豪時の引率まで担う。会が作るガイドブックには日本で安全に過ごすための交通ルールや、言葉に困らないための日本語の発音が並ぶ。訪豪に向けては小学生の不安を解消するために事前に綿密な計画をたて、交流会を重ねるなど「母」らしい心配りが見られる。
受け入れ先となったのは基本、昨年オーストラリアに行った生徒の家族。「つながり」を重視し、「顔見知り」である相互の家を行き来する。代表の福本利子さんは「友達に会いにきたという安心感になる」とし「小学生時の留学経験は、『また行きたいから英語を頑張ろう』という夢へのステップになる」と柔らかな表情で話していた。
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